デジタル記録媒体が すべて良い訳ではない
今では子供の頃のイベント動画はスマートフォンやDVDに記録している人は多いでしょう。
記録媒体も白黒写真からカラー写真、8ミリビデオテープ、デジタルカメラ、スマートフォンという風に進化してきており記録も鮮明にはっきりと残せるうえに自分なりの編集を加えてオシャレに格好よくまとめることもできますよね。
「しかーし」デジタルデータがアナログな紙媒体よりも劣っている点が一つあります。
それは、劣化により記録を見ることが出来なくなる可能性がある事です。
DVDディスク(市販されている映画等のDVDではなくて一般家庭で使用されるDVD-R)の保存期間は10年~30年といわれています。ちなみにビデオテープの保存期間は30年。
実際に私の家でも記録して15年程のDVD-Rがほとんど読み込みエラーにより再生する事ができなくなりました。
ホント「嘘やろーっ!」って感じです。
定期的に他の記録媒体にコピーする必要がある
部分部分見ることができるものもノイズが酷くて画像も荒く、こんなことなら劣化してしまう前にハードディスクにコピーしておけばよかったと後悔の日々です。
ディスクの保管場所の温度や湿度にもよりますが予想よりも早く再生できなくなります。
アナログで古い単純な記録方法が保存期間という点では有利なようです。
写真なんかは50年程アルバムに保管していても多少色あいが変わったとしても見れないなんてことはまず無いですからね。
そういった意味では洞窟の壁画などは4万年以上も残っているのでかなり凄い事の様に思えてきます。
復元方法は
データ復元の方法は業者に依頼すればディスク1枚につき数千円で請け負ってくれるところもありますが、完全に復元できる保証もないので大切な思い出は自分で管理するべきです。
特に大切な記録は定期的に別のディスクにコピーするなどして常に2枚 違う場所に保管するなどの対策も必要です。
読み込みエラーで再生できなくなったDVDディスク は磨いたりDVDプレーヤーのレンズをクリーニングする事で視聴が可能になる場合も有ります。