タイムリーな人気本は迷ったら購入すべき理由
紀伊國屋書店の陳列は消費者行動心理を読んでいる
先日、紀伊國屋書店に行きました。
「広いなー。」全く凄い量の本が陳列してある中を歩き目的の本のコーナーに行く途中で、ふと気になる本が平積みで置いてあった。
まんがでわかる こんなに危ない消費増税
そういえば10月から消費税が10%に上がるんだったな・・。
タイトルが気になり何となく手に取って中を見ると作画も可愛く描けており内容もグラフを織り交ぜて具体的に書いてあり急に欲しくなってしまった。
この本の人気はどんなものかと思いその場でスマホ検索すると週刊ビジネス本ランキングで 何と1位・・マジか・・・漫画なのにね。とは思いながらも世間の評価に後押しされるように購入。
さすがに書店は消費者の心理を読んで本当にいい場所に人気本を置いている・・・・・。決して店舗の入り口ではなくむしろ奥の方だったのにやっぱりプロやね・・・結果として買ってしまった自分がいる。
読み終えた後の感想
まんがでわかる こんなに危ない消費増税
帰宅後1時間30分ぐらいかけてゆっくり読み終わりました。
内容は分かりやすくグラフや表などを掲載して具体的な数字としても表してあったので知識としてもインプットが楽でした。
漫画の作画タッチも私好みで主人公も可愛く全身のデッサンもバランスがよく描けている気がして読んでいて気分がいいです。
私は漫画家ではありませんが漫画ビジネス本の中には顔は上手く描けているのに全身を描いてあるページになるとデッサンが何か変で違和感がある本も多く、本当にプロの漫画家に依頼しているのだろうかと思う事もしばしばある。作画はおろか本の内容まで疑ってしまうということにもなりかねません。(あらっ私だけ?)
1つだけ気になった点は、消費増税反対の主人公がやたらと天下りやらの官僚と民間の癒着の話題について述べている点がしつこいような気がした。
全般的にはさらっと読めるので読書速度が速い人は書店で立ち読みして30分程でも読めるんじゃないでしょうか。
まさかの中古価格
読み終えて自宅に保管しておくのもいいですが、私の場合は本棚のスペースが限られているのと小遣い(小銭)欲しさで「メルカリで売っちゃおー」という展開になっちゃいまして。
参考の為に調べてみると・・・
えーっ!定価以上で出品してあるし・・・おまけに売れているし。
定価の2倍以上とか何割かの人は、せどりやってるんですかって感じでした。私は購入当日に読み終えた後に出品しましたが、さすがに定価+送料ぐらいの金額しかつけませんでした。
そんな強気の値段でも出品後4時間程で売れました。(速っ)
確かに漫画で消費税増税について描かれているのは、時期的にタイムリーなだけでなく、普段本を読まない若年層にとっては分かりやすく端的に解説してあり需要があるのかもしれない。
さらに購入ツールとしてもメルカリは若年層に受け入れられているので中古本の人気に拍車をかけているのだろう。
試しに私が所有している別のまんがビジネス本(作画も内容も良い物)も未だに大きく値崩れしていませんでした。
人気漫画ビジネス本は内容と作画しだいでは高価で取引される。都会では品薄、(そもそも発行部数が少ないのかもしれない)
アマゾンでも送料が付くため新品同様の中古本であればメルカリで購入する人が多い。