家庭内感染を防ぐ為に別居は必要
日々、増加しているコロナ感染者数。第2波とも読み取れる感染データーからは第1波ではあまり顕著に見られなかった家庭内感染やクラスターが増加している。
いざ自分自身がコロナ感染者ではないにしろ濃厚接触者になったらどのように行動するのがベストなのか?
当然保健所からの指示に従って他者に感染させない事と自分自身の健康状態確認は常に意識しておくべき。
ここで問題になってくるのは濃厚接触者の場合に自宅で過ごすという選択をした場合だ。
- ぽつんと一軒家の一人暮らしである場合は職場に行かず食料品を誰かに大量に買ってきてもらって14日程過ごせば他者に感染させる可能性は殆ど無い。
- 街中の一人暮らしでも出歩かなければよい。
- 2世帯住宅の場合は風呂とトイレが2か所以上無いと感染リスクが発生。
- 家族との同居は保健所の指導で定時換気や消毒と共有スぺース部分でのリスクを考えながら生活しなければならない。
- 同居の家族が感染していない事を確認した後で保健所相談のもと地元のホテルでの生活をする。
※上記については住んでいる都道府県によって感染者用住居確保の数によって対応は異なる部分もある。
当然ウイルス感染者であれば1ランク上の拘束力がある措置になる。
別居だけに観点をおいた場合の新しい手法(筆者の空想)
通常の対応方法だけでは処理しきれないほどの感染者数になってきた場合どうするのか?
簡易なキャンピングカーでの2週間生活
キャンピングカーを所有しているお金持ちの方であれば別荘も所有しているかもしれないのであくまで別荘は持っていない場合。ハイエース等のワンボックスカー車中泊もいいがエコノミークラス症候群には気を付けなければならない。
- 県が指定した海岸や大きな駐車場にキャンピングカーを停めて14日間生活。
- ゴミや汚物処理は県の指導ガイドに従って処理する。
大きいテントでの2週間生活
現実的にはキャンピングカー等を所有している人は皆無なのでテント生活になる。
保安上の問題は発生するが、県が24時間体制で警備員を配置、巡回させることである程度のカバーはできる。
季節によっては室温に問題があり高齢者では健康面でのリスクがある。
- 県が指定した海岸や大きな公園、駐車場で14日間テント生活。
- ゴミや汚物処理は県の指導ガイドに従って処理する。
まさに、感染村的な発想です。
風呂や飲料水などについては、お湯や水が入ったポリタンクを定期的に配布する。(基本的には毎日風呂に入れなくとも少量のお湯でなんとかする)各テントに簡易な個別洗身スペースが作れない場合は清拭対応にする。
14日間の1人暮らしでの精神的負担を考えるとスマートフォンは連絡アイテムとしても娯楽アイテムとしても必須。
ソーラー電池充電器か電池による充電器を配布。
百人から数百人規模のコロナ村(地区)が形成される
適度な距離を保ちつつ整然と並べられたテントには仮番地と入居日数を示す番号が記され、短期間単身者にとっては心強い集団が形成される。
テント間の距離や隣人とのコミュニケーション時は一定の距離が必要とされるが、14日間ではあるが常に感染リスクを意識することでの感染拡大防止効果はある。
同時に特殊な初めての生活環境によるストレスの蓄積による心身の状態に気をつけなければならないのでコロナ村退所者希望や不穏な行動を行う者に対しての指導も必要となってくる。(コロナ村が海辺に設定されている箇所では入水自殺を図る者が出てくる事も念頭に入れておかなければならないので やはり24時間の警備体制も必要)
現在は病院かホテルでの治療、療養が主流だが
現在では重度、中度感染者は病院に入院となり軽度感染者や濃厚接触者の滞在場所の主流はホテルになっているが、今後の感染者増加のペース次第では収容できる施設に限界が出来てくる。
濃厚接触者については散在する受け入れ可能なホテルを利用する事は事務手続きや医療、衛生体制の面からも非効率でコストもかかる、ニューヨークと同規模の感染者(現時点で30万人)が発生した場合の対応を政府が考えているのであれば国策を提示してほしい。
また、大規模入所施設を新規で建築するのは予算的にも期間的にも問題がある為、本来であれば既存の公共施設を一時的に提供するのが妥当であるのに民間のホテルばかりに依存している体制もどうかと考えてしまう。
ウイルスと人間との闘いは頻発する
今世界で起こっている事は、平時ではなく有事だと強く認識しなければ有効な対策は打てない。世界的な人口増加と宅地開発による自然破壊によって様々なウイルスや病原菌が身近になり衛生管理の面で問題のある地域から人間に感染してしまう事が以前に比べて頻繁に発生してくるだろう。
学校で習った生態系というワードが頭に浮かぶ。増えすぎた種族は自然界のバランスによって一定数まで削減されるのは当然なのかもしれませんね。