レシーバーってどういうもの
ふとしたきっかけで以前購入したレシーバーが気になった。
当然レシーバー(受信機)がどういったものかも知らない。
取り扱い説明書を見ながら少し触ってみる。
あー単4電池が6本もいるんだな。
直列配線なので乾電池1本が1.5Vだから・・・1.5×6=9V で動くんだ。
なかなかかっこいいではありませんか。
いかにもハンディ受信機って形でコンパクト。
ボタンがたくさん並んでいますが、説明書を読めば素人でも何となくわかります。
何となく・・・ね。
FC-S117
- FMラジオは当然聴ける
- 盗聴電波専用エリア搭載
- 65MHz~470MHzの高感度受信機
- 警察無線デジタルの音声は聴けないがデジタル無線をキャッチすると「近くに警察官がいます。」などといった音声ガイドが流れる。(この機能は健全な市民にはほぼ需要がないと思われる)が覆面パトや巡回警察官が周囲にいるのを早い段階で知ることはできるのは面白い。
- アマチュア無線が聴ける
- 受信機なので送信はできない(受信のみ)
- 所持に免許は不要
アナログからデジタル無線に時代は変化しており、以前のような警察や消防無線の音声受信はできなくなっている。
盗聴電波を聴けることや周囲100m~500m圏内に盗聴器が仕掛けられていれば、周波数さえ合えば聴ける。
盗聴器の代表的な周波数
- 139.970MHz
- 140.000MHz
- 139.940MHz
- 398.605MHz
- 399.455MHz
- 399.030MHz
ちなみに、私の自宅からでも140.000を受信しました。
車で移動しながらだと田舎の街ですが15分間にスキャンで5つ程拾いました。(怖っ)
落ち着いて車を停車して周波数をマニュアルで細かく調整すれば聴けたかもしれませんが、不審者になるのでそれはしませんでした。
都会の街ならどうなっていたんだろう・・・・。
部屋の盗聴器を発見するには
- 部屋で音楽を鳴らす
- レシーバーでスキャンした際に「受信しました。」とのアナウンスがあればとりあえず、コンセントの周囲を疑う。
- レシーバーから音楽が流れてくると確定。
- スマホから音楽を流して怪しい箇所に近づけ、レシーバーからの音の大きさから場所を確定する。
ほんと、日本は盗聴大国なのかもしれません。
コンセントから電源を取るタイプの盗聴器は故障しないかぎり半永久的に作動する。
壁のコンセントの中に設置してある場合は素人が触らない。(最悪は感電事故や火災が発生します)
コンセントタップなら壁からコンセントを外せばよい。
ちなみに私の家から盗聴電波を受信しましたが、家の中にはありませんでした。(他の家への盗聴器設置が疑われる)