キーボードアームとしてFLEXIMOUNTSモニターアームM01を使用、コスパ良すぎ¥6,440

何の映画が忘れたんだけど、SF映画でハッカーがキーボードアームを使用しているのを見て、これは実用的で恰好いいなーと思っていた。

ネットで商品を検索してみるとよく聞くメーカーから数万円のものが出ているがさすがに予算オーバー。

某メーカから8千円程の商品も出ているが、ガススプリングでな為、自分の思う場所に固定するにはその都度ネジを緩めたり締めたりと調整が面倒な上にサイズが大きすぎて作業中に視界に入り過ぎるようで購入に踏み切れない。

こうなったら東プレキーボード R2A-JP4-BKに合うキーボードアームを自作しようという流れ。
キーボードアームへの改造には千円もかからないので失敗したらモニターアームとして普通に使用すればいいという軽い気持ちでやってみました。

さすがに本体自体から自作する気力も時間も持ち合わせていないので、既存のモニターアームに木の板を着けるという簡単な方法で行きます。電動ドリルも使いません。

アーム選定にあたって必要な事(以下

  • アームの耐過重5kg程(キーボードR2A-JP4-BKの重量が1.4kgありなおかつタイピング時の衝撃に耐えれるように)東プレキーボードは重い
  • ガススプリング式のモニターアーム動かした場所でピタっと止まるように
  • 出来るだけ可動範囲が広くで恰好いい物
  • 先端の可動域・・・板を着けた時にキーボードが上を向けれるのか考える
  • そこそこ安価の物(笑)

どのみち失敗してもモニターアームとしても使えるので、欲しかったFLEXIMOUNTS ガススプリング式M01をベースにしました。(ネットでの評判が良く安くても首落ち等が無く、しっかりしてそう)

必要物品

FLEXIMOUNTS M01がアマゾンから送られて来たので早速開封
思いのほかしっかりした梱包

 FLEXIMOUNTS M01  Amazonで購入(¥5,460)

パインシェルフでキーボードトレイを製作
木の板は、やはり汎用性があるのか

パインシェルフ450mm×15mm×150mm(¥500)
これは、近くのホームセンターで見つけたんだけど、 まさに私が持っている東プレキーボードにジャストフィット(切らなくていい上に丸く面取りもしてあります)楽天でも購入できます

トラスタッピングでしっかり止める
サイズはしっかり確認しないと貫通します

トラスタッピング(¥150)・・・要するにビスです。モニターアームに付属しているねじは先が尖っていないので当然、木には刺さりませんので、これが必要。

L字ミニステーでキーボードを止める
サイズは大事大き過ぎず小さ過ぎないもの

L字ミニステー(¥330)キーボード固定に必要

最低でも上記4つ合計(¥6,440) があれば一応使えるものは作れます。

製作方法


パインシェルフ 穴開け
1. 板の中心線から左右に5cmの線を引く

モニターアーム接合してみると結構しっかりしている
微妙に上につけるのが良いかもね

2.  中心よりやや上(5mm程上)に4箇所ビス止めする(常に極微妙にブラ下がる力が加わるので)さらに、てこの原理を考えるとVESA規格の内側の穴75mm×75mmに固定するよりも外側の穴100mm×100mmに固定した方が安定する

キーボードトレイ自作
調整しないと挟み込みが甘い

3.  試しにキーボードと金具を置いて鉛筆で印をつけた所にL字ステーをビス止めする。(キーボードの挟み込みを調整できるようにビス穴は少し横に移動できる物が良い)

キーボードトレイをL字ステーで固定する
この写真でわかるかな

4.  上にも引っ掛かるように、こんな感じで・・・
キーボードの脚は引っ込めて出来るだけ高さの無いようにします。

簡単に済ませるならこれで終了。

装飾(必要な人のみ)

キーボードアームの装飾はクッションゴム
ふと気になって購入

私の場合は、ホームセンターで断面がL字のゴムクッション(¥570)長さ90cmを購入。

キーボードトレイの自作は楽しい
ワイルドにビス止め

先の細いスクリュードライバーやキリ等でゴムに穴をあけた後に余ったビスで固定(両面テープでもいいです)
ビスは、黒色ではなく、ステンレスシルバーの方がワイルド(笑)な感じで恰好いいですね。

調整(絶対に行う必要あり)


商品が届いたときは関節がものすごく固くアームが上に行く力が強すぎる為、キーボードを乗せても下がらないので以下の作業が必要。

アーム関節部分のキャップを外して付属の六角レンチで最大限時計回りに回す。かなり力が要りますので男性の力(推奨)。体力に自信の無い女性の方は男性を呼んで下さい。(笑)
もしくは細い鉄パイプのような物を六角レンチに差し込んで持ち手を延長して回す。
時計回りの締め込みが足りないとキーボードを乗せてもアームが上に浮いてしまいます。

板とキーボードを取り付けると重さが加わり丁度良くなります。

使用していてもう少し固い方がいい場合は反時計回りに
回して下さい。(最初は勘違いして逆に回してました)


こんなに高さを上げる人はいないか・・・。
ちなみにキーボードの配線は手持ちのUSB延長ケーブルを
利用して天板の裏側を這わせました。

机の上はスッキリで動かした所にピタっと止まります。


ポエングのパーソナルチェアを使用してたので、キーボードの高さの問題は解決しました。

高さが難点だったのですがこれでどうにでもなります。

ここまで手前に動かす事はないですが自由度はかなり有ります。

ゴムシート
クランプ式のアームの場合、クランプ2つで締めこむアームの方がしっかり締めれて固定する力も強い。

今回はシングルクランプの商品でしたが、かろうじて何とか固定できました。

もし固定が甘いようでしたら、ホームセンターで10cm幅のゴムシートを机の天板とアームの台座の間に挟めば良いのかと思います。私は使ってませんがクランプの締め込みには結構な力で締めないとズレます。参考までに私の机の天板の厚さは4cmです。

女性の人でしたら、ダブルクランプ式のモニターアームを利用された方が固定の作業が楽かもしれませんが、ガススプリング式でダブルクランプ式固定の商品は、ほとんど無かった気がします。

結果

何だかんだで長くなりましたが、キーボード使用時も安定して打てて好きな場所に動かせてピタっと止まる満足な仕上がりになりました。

※追記
設置から半年経ちました。毎日使用してますが耐久性に問題なく安定したタイピングが出来ています。
平成30年10月現在 FLEXIMOUNTS M01 モニターアームの価格がアマゾンで¥4,860
と記事投稿当時よりも¥600値下げされており¥5,840程で製作できるということです。

記事タイトルの価格は、価格が下がるたびに修正するのは面倒なので修正しません。

売れているので大量生産して価格を下げている今がチャンスですね。

pc系に興味の無い人が部屋に入ってくるとアームをみて「何じゃこりゃー!」って最初のインパクトは有ります。

私の感覚では、タイピング時にキーボードの手前に付けるアームレストは必要無いし出来るだけトレイ自体はキーボードからはみ出さずコンパクトな方がオシャレだと思いましたので、このような仕様にしました。

もう少し長い板を使用すればマウスも置けるでしょうがマウスの位置は椅子の肘置きの近くの方が楽で私好みなので別途アーム化します。

もしよければ皆さんもチャレンジしてみて下さい。

さらに追記(参考までに)
一番低くした高さは15cm程あるので普通の高さの机には高すぎです。これ以下にはできない。

ここまで立てて使用する人もいないと思いますが、これでも机からの高さは2cm程あります。

nonb2x
若い頃に聴いていたヒットソングを今更ながら聴くと想い出が蘇りますね。ヒゲダンもいいけどね。
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